忍者ブログ
細々とコスプレ活動中です。時々遠征します。



[766]  [765]  [764]  [763]  [762]  [761]  [760]  [759]  [758]  [757]  [756
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

最後の方はちょっと笑えたけども…
なんとも言えない気持ちになった。
読み終えて、何ともいえない気持ちになった途端、父親を思い出した。


中学生くらいだったか、私が父に「人間失格」という作品は面白いかどうかを尋ねた事があった。
(父はとにかく本を沢山読んでいて、歴史や国語系の質問なら大概正解と言える答えをくれる人だった)
答えは確か
「面白くない」
だった…

折角娘が、有名な文学作品に興味を示したのに、出鼻を挫くとは何たる…!!
と、思った事を覚えている



…が。
確かに、面白くは無かった(笑)


顔と頭が良い、誰かに頼りながらじゃないと生きれなかったダメ男の人生が、ただ淡々と語られているだけに感じた。
内縁の妻の話は可哀想に思ったけど、やっぱりこの男を好きにはなれそうにもない…

読んだからと言って気持ちが沈むワケでも、高揚するワケでもないから、もう読まないだろうな…
あと思ったのは、司馬遼太郎の「燃えよ剣」で描かれている土方を、主人公を見ていて彷彿とさせられた…
「燃えよ剣」…なんとなく読破はしてるんだけど、下巻をもう一度しっかり読みたいな…




さてさて。
私が何故この本に手を出したかと言うと、培ってきた国語力に多少なりとも感謝をしており、かつこの国語力をもう少し伸ばしたいと思ったからである。
「培ってきた」「国語力」と言うと、作文で何度も入賞したとか、なんとなく大袈裟な感じがするがそんな大層なものではない。
ただほんの少しだけ、国語力が高いかもしれないという、なんともボンヤリした認識なのだ。
高校の時や、現在の仕事でも
「本を読んでいて良かった」
と思えた為、今回の行動へと繋がるわけなのだ。
文章を読んで情感を汲み取る訓練も兼ねているので、ラノべは却下されて、この作品に至った。


本は、人間としての土壌を豊かにしてくれる気がする…
そんなワケで手を出した名作第一段。
次は吾輩は猫であるでも読もうかな…

あと、ヤマモトフミオ?だったかな?のプラナリアとか懐かしいな…
あんまり長くなく、読みやすい作品はないもんかな…(笑)
アガサクリスティーの「そして誰も居なくなった」も読んだけど、登場人物多すぎて頭パァンってなったからなぁ…


とりま、本とおべべが欲しいです…



PR
この記事にコメントする
Name
Title
Color
Adress
URL
Comment
Pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
08 2025/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
フリーエリア
最新コメント
[08/26 相川]
[08/25 通りすがり]
[11/08 ツワ]
[10/13 相川]
[10/13 naga]
最新記事
最新トラックバック
プロフィール
HN:
相川ゆうり
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
最古記事
忍者ブログ   [PR]